本番をしなければ性病にならない、というのは間違い!?
更新日2016/11/08
風俗のお仕事をしていると、性病になる危険性については散々言われていますが、それでも未だに性病についてを勘違いしている風俗嬢、風俗ファンはたくさんいます。
「本番をしなければ性病に掛からない」「エイズになるのはほとんどアナルセックスをした場合だけ。それ以外だとエイズにはならない」なんて、未だにまことしやかに語っている人も多いものです。
また、風俗嬢の中にも「そういう話もあるけど、実際になる人なんてほんの一握りで、自分には関係ない話」と見ないフリをしている嬢も多いものです。
本番をしなければ性病にならないという嘘
本番をしなければ性病になる危険性はない、となぜか思い込んでいる人も多いようですが、実際には本番をしなくても性病にはなります。
本番をしなければならないソープランドはもちろんですが、本番のないピンサロ、ヘルス、デリヘル、イメクラ等は性病になる確率は高いです。
まず、生でフェラをすれば性病になります。ゴムフェラである場合はその確率はぐんと下がりますが、生フェラの場合は特に、危ないです。クラミジアや淋病が咽頭からペニス、その逆と、感染することが多いです。
また、ソープやヘルス等では性病検査を徹底していますが、ピンサロや性感マッサージ等の中には、本番をしないから、フェラしかしないからということで、性病検査を義務付けていないお店も多数あります。
しかし、ピンサロの中にはゴムフェラではなく生フェラのお店が多いわけですし、性感マッサージ店の中にも手コキだけでフェラはないけど、オプションで素股がある、というようなお店もあります。
そういったお店で働いている女の子は、検査をしないため自分が性病に感染していると気付かず、ナマで一日に何人ものお客さんにフェラをし続けるわけですから、性病の感染者は次から次へと増えていくわけです。
しかも、性病の中には女性側には自覚症状があまり出ないようなものも多いので、恐ろしいことに、自分が性病に感染していると気付かないままお仕事を続けていることも多いようです。
素股は入れないから性病にならない?
素股は入れないから性病にならない、と言う人もいますが、そんなことはまずありません。
入れなかったとしても、入り口の粘膜同士は接触しますので、性病になる危険性は充分にあります。
更に、フィニッシュも性器の入り口付近でされますので、それによる感染の可能性があることも否定できません。
殺菌石鹸、イソジンを使えば感染しない?
殺菌石鹸やイソジンを使えば大丈夫、と思い込んでいる嬢もいるようですが、それらをしようしたところで前述でも述べたようなプレイをしていれば意味がありません。
殺菌石鹸やイソジンは、あくまでも皮膚の表面の殺菌のためのものであって、体内に関しては範疇外です。いくら生フェラをした後でイソジンでうがいをしても、フェラをしている最中に傷口から菌が入り込んでしまった後では意味がないのです。
どうしたら性病を防げるのか
性病を防ぐには、性病に感染しそうなプレイを一切しない、という風にするしかありませんが、それでは稼ぐことはできません。
できればどんなプレイをするにしてもゴムを着用する等ができれば良いのですが、できない場合はなるべく小まめに検査に行くようにしましょう。
面倒かもしれませんが、自分がお客さんにうつさないため、お客さんからうつされないためにも、小まめな性病検査は必須です。