ガッツキ客…どうしてお客さんはお店のサービス以上のものを求めてくるの?
更新日2016/12/21
風俗嬢のお仕事をしていると、過剰な要求のお客さんがたくさんやってきます。
例えば、抜きなしタッチなし脱ぎなしの回春マッサージ店なのに、服を脱がせてきたり、無理やり指入れをしてきたり、挙句の果てに手コキや素股を要求してくるようなお客さん。
本番なしのデリヘル店なのに、無理やり本番をしてこようとするお客さん、等々…。
そして、断ると「お前がそんなことを言うから萎えた」「黙ってサービスしてろ」等、罵詈雑言の嵐!
いくら心の広い風俗嬢とは言え、我慢しきれないことも多々あるでしょう。
しかし、不思議に思ったことはありませんか? そんな要求をしてくるならもっと別の店に行けば良いのに、と…。
手コキをしてくれるお店、お触りOKのお店、脱ぎありのお店、素股OKなお店…と、お客さんのニーズに対応してくれるお店はいくらでもあるのに、どうして最初からそういったお店を選ばずに、要求の多いお客さんは、わざわざやりたいサービスができないお店にやって来てはそれを要求するのでしょうか?
店のサービス概要を良く読んでいない、究極の面倒臭がり客
中には、エッチな感じのお店なら全部自分の要求が通る、と思い込んでいるお客さんもいます。
いくら「○○のサービスは当店では禁止されておりますので…」と説明しても「それって建前でしょ?」「そんなこと言ってたら稼げないよ、指名取れないよ!」等と言って聞く耳を持たず、ひたすら自分の要求を通そうとするお客さんもいます。
お金はあるけど…自分がトクをしたと思いたいお客さん
お金には困っていないけど、どうにかして自分が他の人よりもトクをしたと思いたい、そんなお客さんもいます。
ケチ客の中の一種とも言えますが、本当にお金を持っていないわけではなく、お金はあるけど自分の運をとにかく試したいタイプで、これはこれで何から何までとりあえず要求が通るか試してくるため厄介です。
こういうお客さんの中には、SNS等で「本番なし店だけど本番できた」等、自分の成果を自慢したがる傾向にあるので、うっかり要求に乗ってしまうと、それをSNSで拡散されて無茶を言うお客さんが増えてしまうこともあり、注意が必要です。
貧乏客にはガッツキが多い
皆ありがたいお客様、とはいえ、厄介な客、ガッツキ客はお金をあまり持っていないお客さんに多い、という風俗嬢は多いです。
なるべくケチって、少しでも良い思いをしたい…というスタンスで来るので、対応が大変だ、ということです。
そのため「それはできません」と断っても無理やり要求を押し通して来ようとするお客さんが多く、最終的に嬢が強く断ると、男のプライドが傷付けられて激怒する…という厄介なパターンも多いようです。
そのようなガッツキ客は常連になることも少なく、一回限りの関係で後腐れがないため、やたらと風俗嬢に無理強いをしてくることが多いとのこと。そのため、ちょっとでもその気配を感じ取ると、風俗嬢側も警戒してお仕事をすることが多いようです。
ガッツキ客の特徴…身だしなみに気を使えていないお客さん
ガッツキが激しいお客さんには、ケチという以外にも共通点があると多くの風俗嬢は言います。
まず、身なりや清潔感に気を使えていないお客さん。
歯を磨いていない、頭を洗っていない、臭い、事前にシャワーを浴びたからと言ってシャワーを浴びるのを拒否して時間いっぱいサービスさせようとする、自宅に風俗嬢を呼ぶのに、自宅をゴミ屋敷のような状態にしている…等々、自分の身だしなみに気を使っていないお客さん、清潔感のないお客さんというのは、他人の目を気にすると言うことがない=他人にどう思われても気にしないため、風俗嬢にもどう思われようが気にしません。
そのため、風俗嬢が嫌がっても、自分の要求を無理やり押し通そうとしたり、図々しい要求をできるのです。
一度そのようなガッツキ客の要求に乗ってしまうと、更にガッツキ客が倍増することは良くあります。
つまり、ガッツキ客はガッツキ客を呼ぶのです!
いくらお客さんを一人でも増やしたいからと言っても、ガッツキ客は最初から相手にしないほうが風俗嬢のためでもあります。