ソープで働くとエイズになるの!?
更新日2016/09/15
よく、風俗嬢と性病についてが問題となっています。
エイズになってしまった風俗嬢の、凄惨たる末路についてを綴った記事やテレビの特集などが、時折世間を騒がせていますので、それらを見て非常に不安になっている女性もいるかもしれません。
果たして本当に、ソープで働くとエイズになってしまうのでしょうか?
ソープ=性病になる、というわけではない
中には、ソープ嬢が全員病気を持っている、というレベルでソープ嬢を汚い汚いと騒ぎ立てるような人もいますが、そんなことはありません。
ソープ嬢は毎月定期的に性病検査を受けていますし、ちょっとでも体調がおかしいな、と思ったら、皆自主的に検査に行きます。
ソープ嬢にとって体は資本ですから、そんな体をぞんざいに扱うわけがありません。体を壊してしまっては仕事にならず、ソープのお仕事は時給制ではないので、お客さんを取れなければ一銭たりともお給料は入ってこないのです。
性病やHIVの点から言えば、ソープ嬢の方が一般の女性たちよりもずっと自分の体についてはしっかりとメンテナンスしていますし、自分の体の状態についても把握しているものです。
ですから、男性についても、ソープに行ったら性病をもらってしまうのではないか、と考えている男性も多いようですが、数ある風俗の中でも「ソープに行ったから」性病をもらうというわけではなく、実は他の風俗職種の方が感染率が高かったりします。
お店を選べばエイズにはなりにくい
それでは、「ソープでエイズになる」というのは、全くのウソなのでしょうか?
いいえ、それも全くのウソと言うわけではありません。
例えば、ノンスキンで中出しOKのお店で遊べば、それだけHIVへの感染率は格段に上がります。
また、ナマでアナルセックスをしたりすれば、それも更に感染率は上昇します。
しかし、もともとHIVというのは、感染率の低い性病です。ですから、きちんとコンドームを使用していたりすればかなり防げる性病です。
クラミジアやヘルペス等は、HIVに比べれば感染しやすく、更にそういったその他の性病に感染している場合、HIVウイルスへの感染率は高くなります。
ですから、定期的な性病検査と、ナマで本番は絶対にしない、という風にして働いていれば、ソープでもHIVに感染する確立はかなり低くなると言えるでしょう。
何も知らずに働いていることの恐怖
一番良くないのは、何も知らずに「自分は大丈夫でしょ」と思い込んで働いてしまうことです。
きちんとした知識があってこそ、しっかりとした性病予防ができるわけであり、なんとなく注意しているから、では正しい予防はできません。
ヘルペス、クラミジア等の性病は治りますが、HIVウイルスには一度感染してしまうと、今現在の医療技術では完治できず、エイズを発症する前にウイルスを押さえ込み、一生治療していく必要が出てきます。
ちょっとした注意を心掛けるだけで、HIVへの感染は防げるのです。
ソープランドで働くことが危険なのではなく、何も知らずに風俗で働くこと、いえ、風俗だけではなく、何も知らずにSEXをしてしまうことが危ないのです。
ですから、ソープランドで働きたいけれどエイズにならないか心配だと考えている方は、エイズになりにくいお店選び、エイズになりにくい接客方法に注力して働いてみてはいかがでしょうか。