日本三大歓楽街「博多・中洲」は、博多商人の娯楽場「柳町遊郭」だった
博多・中洲は、札幌のすすきの、新宿の歌舞伎町と並んで日本三大歓楽街と称される九州一の一大歓楽街です。
飲食店、風俗店が3000件以上も軒を連ねており、平日でも数多くのサラリーマンや学生、観光客が訪れて賑わいを見せています。
風俗店の種類も豊富で、今流行のセクキャバやおっパブ、性感マッサージ、リフレ店といったソフトサービスの風俗店から、風俗の王様と呼ばれるソープランド、ファッションヘルス、デリヘル等ももちろん楽しめます。
武家文化、商人文化、町人文化が交わる柳町遊郭
中洲の歓楽街も、元を辿れば遊郭としての歴史があります。
九州中洲にあった「柳町遊郭」は、江戸時代から明治時代にかけて栄えた遊郭で、現在ではその跡地は九州大学医学部として使われています。
昔から九州・博多は、商いの街として栄えてきており、商人が自治してきた都市であり、商人文化、町人文化が育ってきた土地でした。そこに、尾張黒田藩により福岡城を中心とした城下町が整備されて、武家文化、商人文化、町人文化が交じり合っていきます。
博多にある花街は、もともと那珂川河口にある須崎浜近辺に散在していましたが、慶長年間に入ると、散在していた花街は、竪町浜の東部に集められ、柳町と名づけられました。
元禄時代、宝暦時代には、柳町遊郭には70～80人もの遊女たちが働いており、非常に栄えていましたが、明治28年に火災が発生し、16戸の遊郭が焼失してしまいます。
しかしその後、柳町遊郭は復興活動に励み、全国でも指折りの一大遊郭として知られるようになりました。
戦時中の博多大空襲により、新柳町遊郭の半分は焼失してしまいますが、その後赤線として知られるようになります。
その後、昭和33年に制定された売春防止法により赤線地帯は廃止されますが、現在でも中洲は一大風俗街として多くの男性客を魅了し続けています。
現在の中洲の風俗
中洲メイン通りの入り口は、那珂川・福岡川の丁度中間辺りにある信号を渡った先。
セクキャバやキャバクラ、ガールズバー、ヘルス等の風俗は、中洲メイン通りに多く営業しています。
また、親不孝通りには、オナクラやイメクラ、ファッションヘルス等の風俗が多く営業しています。
更に、中洲南端にある中洲一丁目、南新地地区と呼ばれる場所には、特にソープランド等の風俗店が密集して営業しており、ソープ街として知られています。
中洲のソープ街には、80件近くの高級・格安・激安、様々なランクのソープランドが営業しています。
中洲のソープランドは評価も高く、吉原では高級店レベルのソープ嬢と、格安店で遊べる、と言う男性客もいるほどです。
