五反田にはなぜSM店が多いのか!? 有名人も通うSM風俗タウン・五反田
東京で有名な風俗タウンといえば、池袋、鶯谷、大塚、吉原、渋谷等と並び、有名なのが五反田。
五反田は、有名人が足繁く通う風俗店もあり、テレビの芸人番組等でも度々ネタとして五反田の風俗ネタは登場しますので、全国的に風俗タウンとしての知名度は高い場所です。
しかし、東五反田の方面に行けば港区から続く高級住宅地となっており、海外の大使館、総領事館や高級マンションの類が立ち並ぶハイソな雰囲気が漂っています。
五反田の風俗街は、主に駅の東側の一角にあります。
ところで、風俗街というのはその街ごとに傾向があり、例えば鶯谷は熟女店、ぽちゃ店のデリヘルが多いとか、大塚にはピンサロが多いとか、そういう風俗タウンのカラーとも言うべきものがあるのですが、五反田に関して言えば「SM」。
なぜか昔から五反田にはSM店やM性感といった風俗店が多いのです。
五反田と花街、そして風俗街へ
五反田は、江戸時代には五反の大きさの水田があったので五反田という名前の土地となった、と言われています。
江戸時代、五反田は幕府非公認の遊郭、つまり青線のような場所として認知されていました。
現在の風俗街としての五反田の原型となったのは、大正12年に花街が設置されたことに端を発しています。
昭和の始めには、五反田にはなんと50件以上もの芸妓置屋、料亭や待合が合わせて約60件もあり、200人以上の芸妓が五反田で働いていたとのことです。
戦後には、五反田には闇市が開かれ、その後現在の風俗街としての形を形成していきました。
歴史ある五反田の風俗
五反田の風俗店の中には、長いこと営業を続けているし老舗風俗店が多いとのこと。もちろんそれは、マニア向けのお店にも言えることで、中には、30年以上前から営業を続けているM性感もあるそうです。
そして、なぜかSM店のようにマニアックな趣向の風俗にやってくるお客さんというのは、お金持ちや地位がある人、有名人等が多い模様。
恐らく様々な遊びを経て、普通の刺激では物足りなくなっているためか、それとも日常のストレスから逃れるための非現実的空間を求めているのか…その理由は様々でしょうが、とにかく五反田のマニア系風俗店に通ってくる中にも、有名人、お金持ちの姿は多いようです。
そして、そのような立場の人がそんな風俗店に出入りしているのがバレたら大変なので、あえて五反田のようにあまり一目に付かない駅にお店が集中するようになったのではないか…という説もあります。
現在の五反田は?
現在の風俗街としての五反田は、しかし店舗型の風俗店は年々減少していっているようです。
一方で店舗数をぐんぐん伸ばしていっているのがデリヘル店。五反田も例に漏れず、最近ではデリヘル・ホテヘルといった業種が人気なようです。
また、ピンサロ、ヘルス等の店舗型風俗店も、五反田の東側には集中して営業しています。
五反田は、ビジネス街と風俗街という二つの顔を持つサラリーマンの街。風俗通いがあまりバレたくない男性方を迎え入れるのに最適だったのが、そこまでメジャーではない五反田の街だったのかもしれません。