おりものの変化が気になる！風俗嬢は把握しておこう！
更新日2019/04/02
風俗業は高収入を稼げる反面、業種によっては性病の危険性を伴います。素股や本番行為がない接客でも、手や口内から感染することも十分にあり得ることです。中でも風俗のお仕事をしていて、以前より「おりもの」が気になり始めた・増えた・変化がある女性もいることでしょう。女性器から出るおりものは健康のバロメーターでもあります。量、ニオイ、色など健康状態によっても変化します。風俗嬢の中には、おりものについてよく分からないでいる女性もいるので、今回は「おりもの」についてご紹介していきたいと思います。
正常なおりものとは？
そもそも、おりものとは子宮頸部、内膜、膣から出てくる酸性の分泌物。膣内を守るために潤ったり、汚れやバイ菌を防ぐためにある役割であり非常に大切なものなのです。 抗生物質を服用しているときや、病気のときなどには分泌物が増えますが、これらのおりものは正常ですので心配いりません。 排卵日が近くと卵の白身のような透明で伸びがあるおりものが出ます。排卵日後はおりもののが減り、粘り気が黄色っぽいおりもののに変化します。こうしたおりものの変化は正常であり、ごく普通の生理現象です。
膣の中を酸性にして潤すことで、膣内に侵入するバイ菌などを防いだり、性行為の準備をしたり妊娠しやすい膣内を作る重要なものです。このことを膣の自浄作用と言います。 では、正常でないおりものは、どんなものなのでしょうか。
異常なおりものとは？
おりものの状態が、クリームっぽかったり酒かすのようなポロポロとしている場合は「カンジダ膣炎」が疑われます。カンジダ膣炎の場合、膣内や外側に痒みがあります。そして、いつもよりおりものの量が多くなり、酷くなると発熱や下腹部に痛みがあると、子宮内膜炎や卵管炎の可能性があります。 また、、黄色や緑、腐った魚のニオイがするおりもので痒みを伴う場合には「トリコモナス膣炎」が疑われます。これはセックスでの感染率が多いです。症状が進んでしまうと泡が混じったりします。緑が混じり下腹部に痛みがある場合は「クラミジア」の場合もあります。初期にほとんど自覚症状がないので、おりものに少しでも変化があったり不安であれば、すぐに病院へ行き検査を受けて治療をしましょう。
洗いすぎには注意しよう！
おりもののニオイが気になる、量が多いからといって膣洗浄をしすぎるのもよくありません。逆にバイ菌などから守ってくれる常在菌まで洗い流してしまい、膣の自浄作用を弱くさせてしまうからです。また、石鹸などでかぶれてしまったり、洗いすぎて乾燥してしまい痒みを伴う場合があります。おりものはある程度潤っていて大丈夫なのです。洗うときはゴシゴシ洗うのではなく、お湯洗いで十分です。しかし、それでも気になる場合はデリケートゾーン用の石鹸を使用しましょう。
