風俗嬢にメンヘラが多い本当の理由
更新日2017/03/07
よく言われているのが「風俗嬢にはメンヘラが多い」という話ですが、実際に自分の周りにもメンヘラ風俗嬢がいる!と実感している風俗嬢も多いのではないでしょうか。
また、自分自身にメンヘラの気質がある、と自覚のある風俗嬢もかなりの数がいるようです。
女性の生活には、ホルモンバランスの影響がダイレクトに響いてきてしまうということもあり、一ヶ月のサイクルを通して多かれ少なかれ感情の起伏が激しくなってしまうのは避けられないことではありますが、それにしたって風俗嬢にはメンヘラが多いのが実情のようです、
どうして風俗嬢にはメンヘラが多いのでしょうか。
風俗嬢になったのは、自分を大切にできないから?
風俗嬢になった女性の生い立ちを聞いてみると「両親が離婚していた」「片親だった」「昔親から虐待されていた」等の話を耳にすることが多いです。
片親や両親が離婚していた女性が全員メンヘラになるのか、風俗嬢になるのかと言われてしまうと、それは違いますが、しかしそういった女性の中に「メンヘラ風俗嬢」となってしまう女性が多く入ることは事実です。
それにはいくつか理由があります。
単純計算してみても、片親の場合はやはり子どもの面倒を見る時間、子どもとのコミュニケーションを取れる時間も両親が揃っている場合の半分となってしまうため、子どもが「愛情不足」を感じたまま成長してしまう場合が多いため、という理由があげられます。
また、親から虐待を受けていた場合も、やはり親からの愛情不足を感じてしまうことが多いようです。
親から充分な愛情を受けていると感じられなかった子どもは、成長しても常に誰かからの愛情を欲するようになります。
更に「親から愛情を受けられない自分=価値がない自分」という図式ができあがってしまっているため、自分自身を大切にできなかったり、逆に誰かからちょっとでも認められるとそこに縋ってしまったりという場合が多くなってしまうようです。
風俗嬢であることにアイデンティティを見出してしまう
風俗嬢となった女性の中には、様々な理由を抱えている女性がいます。
ちょっとしたお小遣い稼ぎがしたいから、と昼職や学校と兼業で気軽なアルバイト感覚で風俗で働く女性から、フル勤で風俗のお仕事をしている女性まで、働き方も様々です。
そんな中、風俗で働きたいわけではないけど、目標も何もなく、ダラダラと風俗のお仕事をただ続けてしまっている…という女性の中には、風俗嬢である自分にアイデンティティを見出している女性も多いようです。
お客さんから「可愛いね」「エロいね」「好きだよ」と褒められることによって、更にお客さんからお金を払ってもらって体を開くという行為によって、自分の体、自分自身に価値があると認識できる、という風俗嬢も多くいます。
また「私になんて何の価値もないから風俗嬢になっても良い」「男なんて金ヅルにしか思えないから風俗でお金を搾り取るだけ搾り取ってやる」といった、鬱屈した思いを抱えている風俗嬢も多いようです。
逆に、両親健在の場合でも、厳格過ぎる家で生まれ育ち、そのタガから外れたい一心で風俗嬢になる女性もいるようです。
前向きにお仕事をするためには?
メンヘラ気味の風俗嬢の場合、安定してお仕事ができない場合もおおいです。
突然欝気味になってしまい、お店に無断でお仕事を休んでしまう風俗嬢や、誰彼構わずお客さんに求められれば基盤をしてしまう嬢など、問題を抱える風俗嬢も多いようです。
そういった風俗嬢は、将来に対するきちんとした目標やビジョンを持てていない、自分に自分で自信が持てないので、色々とどうしたら良いのかわからずに何もかもが煮詰まってしまっている…という場合も多いようです。
まずは、将来自分がどうなりたいか、そうなるためには今後どのようにしていけば良いのかをなるべく具体的に考え、風俗のお仕事でいつまでにいくら稼ぐ、風俗のお仕事をする際にはこういったところに気を配ってお客さんに喜んでもらう等の、近い将来についての目標を設定しましょう。
そういった叶えやすい小さな目標をたくさん設定して、それを一つ一つクリアしていくごとに、お客さんからの評価のみから自分の価値を認識するのではなく、自分自身で自分に価値を認めて上げられるようになり、徐々にメンヘラ気質も卒業することができるのではないでしょうか。
メンヘラ気質は百害あって一利なし。もし自分自身にメンヘラ気質があると気付いているなら、早めに対策を打っておいたほうが、長い人生もっと幸せに歩んでいけるのではないでしょうか。