風俗嬢は病みやすい？ どうして「風俗嬢＝病んでる」と思われがちなのか
更新日2016/11/15
世の中では、年々鬱病と診断される人の数が増えているようですが、そんな中でも風俗嬢は精神が病みがちな人が多いイメージが特に強い職業です。
そこには、風俗という業種が抱える世間に対する後ろめたさというのも大きいとは思いますが、しかし他にも様々な理由により、風俗嬢は精神を病んでしまうことが多いようです。
風俗嬢が精神を病まないためには、一体どのようにすれば良いのでしょうか？
どうして風俗嬢は病むのか
一体どうして風俗嬢は精神を病んでしまうのでしょうか。
一つの理由として挙げられるのが、風俗嬢になってから病んだのではなく、「元々病んでいるから風俗嬢になった」というもの。
精神を病んでいる女性が一人で社会生活を送っていくことは、なかなか大変です。
病んでいると、出社時間をきちんと守れなかったり、突然会社を休んでしまったり、継続して出社することが困難になってしまうことも多いです。
しかし、風俗嬢はその点で一般の昼職よりもゆるいことが多く、多少社会生活を送るのが困難な場合でも、受け入れてもらえることが多いです。
それには、風俗嬢が風俗店に雇われているという形式ではなく、個人事業主として風俗店と契約を結んで働いている、という図式が成り立っているから、という点も大きいのではないでしょうか。
そのため、元々精神的に病んでいる女性が、最後の砦として風俗でお仕事を始めることも多く、そのため「風俗嬢＝病んでいる」というイメージが強くついてしまうのかもしれません。
世間からの風当たりに気持ちが耐えられない
しかし、元々精神的に病んだところがなかったとしても、風俗嬢になった後に女性が病んでしまうという場合も多々あります。
例えば、風俗嬢に対する世間のイメージはあまり良いものではありません。
性的なサービスを売り物にしている職業であるがために「汚い」「品がない」「マトモじゃない」という風に言いがかりをつけてくる人も多いです。
誰かからそのような暴言を吐かれたり、差別をされることによって気がやんでしまう風俗嬢は多いものです。
また、それがイヤだからと秘密にし続けているのも、風俗嬢自身へのストレスとなり、やはり気持ちが病んでしまう原因となってしまいます。
さらに、気持ちの表面では「風俗も他の仕事も同じ。職業に貴賎はない」と思っていても、心の奥底で「風俗のお仕事は汚い」という意識が拭いきれずに、自分自身を卑下してしまい精神的に病んでしまう、ということも多いようです。
また、風俗に来る男性と接しているうちに、男性の嫌な部分を直視せざるを得ず、男性不審になってしまう人、自分以外の人が信用できなくなって人間不信に陥ってしまう人もいます。
思ったより稼げずに病んでしまう
一番辛いのが、これではないでしょうか。やはり、お金の問題が一番精神的に来ます。
お金に困って風俗を始めたのに、思ったよりも稼げずにお茶を挽いてしまう、というのは、気が病んでしまう理由としては一番大きいのではないでしょうか。
しかも、風俗のお仕事を「楽しい」と思いながらやれる女性はごく僅かです。ほとんどの女性が、イヤだと思いながらもお金のために仕方なく楽しいフリをしてやっているため、それで稼げないとなるともうどうしようもない気持ちになって病んでしまう女性は多いようです。
風俗嬢が病まないためには
風俗嬢が病まないためには、適度なお休みをきちんと取ること、稼ぐ努力をしてみることの二つが大切です。
特に稼ぐ努力をしてみること、というのは、間違った方向にはいくら努力しても稼げませんから、いくら頑張っても稼げない、と思ったら、別のことにチャレンジしてみるという風にしたほうが良いでしょう。
よく、風俗嬢が勘違いしがちなのが「稼ぐ努力＝本番やハードなプレイ」だと思っている人が多いこと。
確かに本番やハードプレイＯＫにすると、一時的に売上げは上がるかもしれませんが、その分自分が病む可能性も高くなります。
そうではなく、挨拶の仕方や服や髪型のイメージチェンジ、接客の仕方等を変えてみる、マナー講習やそういった参考書を読んで勉強してみるのも良いかもしれません。
少しでも、自分の努力で売上げがあがったりすれば、そこで自分に自信がついて前向きな明るい気持ちになれるのではないでしょうか。
