風俗バレしたくない一心で鬱になりがちに…相談相手を作ることの大切さ
更新日2016/09/06
風俗で働いていると、大概の場合は周囲へのバレや親へのバレ、友人、恋人へのバレを気にして生きていくことになります。
職業に貴賎なしとはいえ、なかなか周囲に風俗に勤務していることは言い辛いものですし、それを知られたときに相手がどう思うか、どのような対応をしてくるか、と考えただけでも胃が痛くなる人が多いのではないでしょうか。
知ってもらいたい…でも…
もちろん、ウソをついたり隠し事をしたりなんて、誰だってしたくありません。
そして、できれば周りに知ってもらいたい、知った上で理解してもらいたい、と思うのは当たり前のこと。
でも、ちょっと考えてみれば分かります。
もし、風俗で働くことを決意する前の自分が、自分の友人や知り合いが風俗で働いていることを知ったら、どのように思うでしょうか。
「え、あのコ風俗で働いてるんだ～」
と、多かれ少なかれ奇異の目、軽蔑の目で見てしまったことでしょう。
また、もし自分の彼氏や親が、自分が風俗で働いていることを知ったら、どんな顔をするか。
それを分かっているからこそ、言い出せないし隠し通さなければならない、と風俗嬢は皆思っているものです。
バレたくない気持ちが鬱を引き起こす？
周りにバレたくない…と考えて、ありとあらゆるアリバイ対策をしたり、また誰かが仕事の話、バイトの話をしてきたりした場合に、小さなウソをついたり話題を変えては何とかやり過ごす…そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にか「鬱」状態になっている風俗嬢も多いです。
一つ一つは大したことがないような話ですが、しかしストレスは確実に溜まっていきます。
そのため、中には風俗以外での他人との関わりを、自分から遠ざけようとする風俗嬢も少なくはありません。
ウソをつきたくない。でも隠さなければならない。
本当は誰かと喋りたいし、気持ちを共有したい、分かってもらいたいのに、誰にも喋れない…。
そんな状況に追い詰められ、鬱になる風俗嬢は多いです。
だから、彼女たちは同業者を彼氏にしたり、ホストに入れ込んだりしますが、風俗の世界で働く男性やホストの男性がろくでもない男だった場合、生活は更に荒み、お金もなくなり、心が更に病んで…という負のスパイラルに陥ってしまいます。
何一つ状況は良くなりません。
相談できる相手は大切
話ができる相手がいない、ということは非常に辛いもの。
話せる相手なんて居なくても大丈夫だと思っていても、知らない間にストレスが溜まっているものです。
必ず、話をできる相手を見つけておきましょう。
同じ仕事仲間でも、全然違う業種の相手でも良いですが、誰か一人でも本当の自分を知っていてくれる、という事実があるのとないのとでは、心持がだいぶ変わってくると思います。
ただし、あなたの弱みに付け込んで、あなたを良いように振り回したりたかったりしてくるような人にだけは、充分に注意して下さいね。
自分を守れるのは自分だけ。健康にもメンタルにも、充分に注意してお仕事に励みましょう！
